fab!


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"Well, I don't know how
But you're a big boy now
Come on and take a bow
Cause you're a big boy now"
by John Sebastian

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すぐにそれがイタリアのスポーツ新聞だとわかるのは、紙がピンク色だからということだけでなく、ずいぶん昔にサッカー好きの友人が定期購読をしていたからだ。何かに使えるかもしれないと考え、束ねてあった古いのを譲ってもらったことがある。久しぶりにそんなことを思い出しニヤリとしたけれど、長くは続かなかった。金を払ってこれから泊まるホテルの部屋が、まるで学生寮の一室みたいな見てくれであることにだんだん腹が立ってきたのだ。別に大理石のバスルームや革張りのソファが欲しいわけではないけれど、部屋全体に漂う押しつけがましさというのか格好つけというのか、その種の自己顕示欲めいたものと一晩つきあわなくてはならないなんて御免被りたい。簡素なようでいながら実はその本質がかなりトゥーマッチだから、これでは心が安まらないではないか。そう思った。ロビーのあたりから薄々感じていたように、どうやらここは自分にとって得意ではないタイプのホテルである。言葉が過ぎるのだったら、自分みたいな旧式の人間を相手にしていないホテルと言い直してもいい。残念ながら選択を間違えてしまった。
ポートランドには一泊するだけ、せめて夕食の選択は間違えないようにしよう。レバノン料理がいいだろう。ホテルから歩いていけそうな店が一軒あった。予約の電話をしたついでに、いま自分が泊まっているホテルからどのくらいの距離かを尋ねると、応対に出た男が「そんなホテルは知らない」と言う。その答えを聞いて、味方ができたような、すごく愉快な気持ちになった。夕食がとても楽しみだ。